管理ツールが接続する行先デカサーバと伝言の転送やEメール操作に使用するメールサーバを設定します。
伝言の転送とは伝言を宛先のユーザが登録したEメールアドレスに転送する機能です。
この機能を使えば例えば外出先でもEメールで伝言を受取ることができます。
Eメール操作とはEメールで行先の一覧を受取ったり、行先を変更するサービスです。
・行先デカサーバを設定する
・伝言転送を設定する
・Eメール操作を設定する
・Eメールを受信する
・うまく行かない場合
行先デカサーバを設定する
1)行先デカサーバ名を入力します。コンピュータ名かIPアドレスを入力して下さい。
2)ポート番号を入力します。重複したアプケーションが無い限りそのままの値を使って下さい。
3)”OK”ボタンをクリックします。
伝言転送を設定する
伝言転送を利用する場合にのみ設定します
設定の前に行先デカ用にメールアカウントを用意して下さい。
これはEメール操作に使うアカウントを兼用することができます。
※使用する場合は、クライアントのインストール前に設定して下さい。
クライントのインストール後に設定する場合は、設定後に行先デカクライアントを再起動して下さい
1)”伝言転送機能を使用する”にチェックを入れます。
2)行先デカ用に割り当てたメールアドレスを入力します。
3)SMTPサーバ名を入力します(IPアドレスでも入力できます)。
4)SMTPユーザIDを入力します(認証なしの場合、入力は出来ません)。
(Eメールを使用する際のログインユーザIDです)
5)SMTPパスワードを入力します(認証なしの場合、入力は出来ません)。
(Eメールを使用する際のログインパスワードです)
6)SMTPサーバのポート番号を選択します(25, 465, 587)。
7)SMTPサーバの認証方式を選択します(認証なし, LOGIN)。
8)SMTPサーバの暗号化を選択します(なし, SSL/TLS : 認証なしの場合、選択は出来ません)。
9)送信時に使用する文字コードを選択します(UTF-8, JIS, Shift_JIS, None)。
10)”OK”ボタンをクリックします
設定例)
メールアドレス :deka@xxxx.co.jp
SMTPサーバ名 :smtp.xxxx.co.jp
SMTPユーザID :sample
SMTPパスワード :sample
SMTPポート番号 :465
SMTP認証方式 :LOGIN
SMTP暗号化 :SSL/TLS
文字コード :Shift_JIS
転送先のEメールアドレスは各クライアント側で設定します。
Eメール操作を設定する
Eメール操作を利用する場合にのみ設定します
設定の前に行先デカ用にメールアカウントを用意して下さい。
これは伝言転送に使うアカウントを兼用することができます。
※Eメール操作を利用する場合は、伝言転送も設定して下さい。
伝言転送が設定されていないと、受信したメールに返信することが出来ません。
※使用する場合は、クライアントのインストール前に設定して下さい。
クライントのインストール後に設定する場合は、設定後に行先デカクライアントを再起動して下さい
1)”Eメール操作を使用する”にチェックを入れます。
2)POPサーバ名を入力します(IPアドレスでも入力できます)。
3)POPユーザIDを入力します。
(Eメールを使用する際のログインユーザIDです)
4)POPパスワードを入力します。
(Eメールを使用する際のログインパスワードです)
5)アクセスパスワードを入力します。
(アクセスパスワードとはEメール操作での認証に使うパスワードです。)
6)POPサーバのポート番号を選択します(110, 995)。
7)POPサーバの認証方式を選択します(PLAIN)。
8)POPサーバの暗号化を選択します(なし, SSL/TLS)。
9)メールチェック間隔を入力します。
10)”OK”ボタンをクリックします。
設定例)
メールアドレス :deka@xxxx.co.jp
POPサーバ名 :pop.xxxx.co.jp
POPユーザID :sample
POPパスワード :sample
アクセスパスワード :0123
POPポート番号 :110
POP認証方式 :PLAIN
POP暗号化 :なし
メールチェック間隔 :1分
"STARTTLS", "IMAP4"には対応しておりません。
"POP before SMTP"はメールチェック間隔を短く設定すれば使える場合があります。
Eメールを受信する
通常はメールチェック間隔で指定した間隔でメールの受信を行いますが”メールチェック”ボタンをクリックすることで
即座にメールを受信させることができます。メールが使えているかテストする場合などに使います。
受信したEメールの数が左側に表示されます。
管理ツールを開いている間にメールの送信や受信に失敗すると警告メッセージが表示されます。
また、Eメール操作の受付を拒否した場合にも通知されます。
常時、エラーを通知して欲しい場合はメンテナンス画面で通知設定を行って下さい。
行先デカは受信したメールを自動で削除します。
受信した全てのメールを削除するので、使用するメールアドレスは行先デカ専用にして下さい。
また、伝言転送を設定してる場合、受付拒否したメールに自動返信するので注意して下さい。
うまく行かない場合
「Outlook」などのメーラーがインストールされている場合、同様の設定をして送受信ができるか確認をお願いします。
・送受信が出来ないようであれば、以下の確認をお願い致します。
「ドット .」「カンマ ,」などの入力間違い、グローバルネットワークとの通信、送受信設定内容
・送受信が出来るようであれば、行先デカ側の設定に間違いがないか確認をお願い致します。
また、行先デカが対応しているのは、SMTPとPOP3です。
それ以外は、使用できません。
上記全てに問題が無い、または、設定が分からない場合は、
会員用ページ内のオンラインサポートにてお問い合わせ下さい。
もし、警告メッセージが表示されているようであれば、その内容をお問い合わせ時に記入して頂けると助かります。
電話でのサポートは行っておりませんのでよろしくお願い致します。